大善寺

 衣笠城址にある寺。三浦の仏教文化の中心にあった大善寺。寺の歴史は三浦一族と共にあった。

奈良時代に民衆に仏教を広める為に全国を回っていた僧、行基がこの地を訪れた際、蔵王権現と自ら彫った不動明王像を祭り、その別当として728年に開基したとされる。

その後、この地を本拠地とした武士の一族である三浦一族によって、武神である毘沙門天は信仰され、後三年の役(1083-1086)では、三浦一族の当主三浦為継が出陣した際、不動明王が戦場に現れて、敵の矢から為継を守ったと言われている。現在は蔵王権現社も不動堂も失われているが、不動明王像は大善寺の本尊として今もある。また、作風から平安末期のものと推定される木造阿弥陀三尊像と木造伝毘沙門天立像は市指定重要文化財となっている。

衣笠城も残っているのは記念碑のみになってしまい、当時を偲ぶ遺構としては唯一のもの。といっても、本堂は明治29年に全焼してしまい、現在の建物は昭和10年に再建したもの。そして現在の本尊は不動明王だが、江戸時代以前は阿弥陀三尊が本尊である。

宗派:曹洞宗
名称:金峯山大善寺
本尊:不動明王
住所:
神奈川県横須賀市衣笠町29−1

アクセス:
京急横須賀中央駅 バス停5番乗り場から 衣笠城址で下車徒歩15分

駐車場有

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