衣笠城址

 平安時代後期~鎌倉時代前期に、三浦半島に君臨した一族の本拠地。
三浦一族の象徴とも言える城。城といっても当時の城は、本丸などがある所謂城郭ではなく、自然の崖や川を使った山城だった。

そして衣笠城は居住用ではなく、三浦一族の修行の場であった。
弓の訓練では谷を挟んで向かいの山に立てた的を射抜いたり、急な山道を馬で走ったり……。そのお陰で三浦一族は弓馬の上手と言われていた。

源平合戦では、三浦一族は源氏の家人であったが、平家の家人に攻められれた時、当時の当主三浦義明は一族を皆逃がして次世代への希望を託し、一人衣笠城に残って討ち死にした。

その後、源平合戦で源氏が勝った後、鎌倉幕府で三浦一族は中心的な存在となる。
しかし政治争いに敗れ、三浦宗家は滅んでしまい、衣笠城も廃れてしまったのだった。

衣笠城まで徒歩で行く場合、途中に急勾配の坂道がある。「馬返し」と呼ばれる天然のトラップで、馬がひっくり返るほどの急な坂道。このような道を日常的に馬で行き来していたからか、源平合戦の一の谷では先陣を切る事も出来たと言える。

城郭構造:山城
築城主:三浦為道
築城年:康平年間(1058~1064)
主な城主:三浦氏
廃城年:1274年

 

アクセス:
京急横須賀中央駅 バス停5番乗り場から 衣笠城址で下車 徒歩20分

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